建築デザイン 建 匠
のホームページへ リンク集 建築デザイン 建 匠 ライムアートギャラリー ” ライムアート” が海外に向けた芸術総合サイト: Japanese-museum に紹介されました "自然と共生する暮らし"が写真集になりました。 タグ
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7階建てのビルを全面リニューアルで最近完成した現場です。ワンルームマンションなので若者が好むカラーリングに変身です。同じ手間をかけて足場を組み塗装を塗り替えるのならデザイン性の高いリニューアルをした方が資産価値も上がります。 築20年も経つと特に外部鉄部のサビが目立ち、余程こまめにメンテナンスをしていないとビル全体のイメージが年々悪くなってしまいます。サビの問題に関して、私が設計をさせて頂いている建物では外部に使用する鉄部には必ずメッキ処理を施した上にフェロドールなどの特種塗料を使用し長持ちさせる工夫をしています。 外壁のクラックやタイルの浮をチェックする為、足場を組み上げ建物全体の総点検をします。人通りの多い幹線道路の歩道に面しているため、慎重に作業を進めます。 当初、エレベーターホールは薄暗く雨が降れば内部廊下まで吹き込んだ雨で床面はびっしょり濡れ、真冬は寒風が吹き込むような状態でした。 築20年も経つとあちこちで不具合がでてきます、とくにこのように現場溶接で規格部材を組み合わせて制作した手摺りなどは要注意です。ペンキを小まめに塗っていても内部からサビが発生して表面にサビが見えていない部分でもサビは進行しています。手摺りをカットして断面を調べてみると紙のようにペラペラになっていました、まるでシロアリに食われた柱のようです。溶接可能な厚さの部分まで撤去し新たな部材に交換しました。 床面の防水剤のトップコートも以前はダークグレーの標準色でしたがライトグレーにしたことでエレベーターホールの奥まで明るくなりました。 特に手摺り壁に使用したポリカーボネートは型板材なので光を乱反射させ内部をより明るく保ちます。ポリカーボネートは同厚ガラスの約200倍、アクリルの約30倍の強さといわれ地震などの災害時にも安全です。 クラック、剥離、タイルの浮き、雨漏り、・・・色々ありました、ようやく足場もとれてスッキリ、・・・。 工事中は気がつかなかったのですが屋上に上ってみると遥かかなたに美しい山並みが、・・都心のど真ん中、こんな気持ち良い空間があるのにカギを掛けて使っていないなんてモッタイナイ!、・・・丹沢あたりでしょうか、暑い中をガンバッテ良い仕事をしてくれた職人達とこんな景色を見ながらビールでお疲れさ~ん!と乾杯したい気分です。
by design-kensyo
| 2010-08-28 11:55
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