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![]() 首都圏でも今後30年のうちに98%の確立で 直下型大地震の発生が懸念されています。古い木造家屋で耐震補強を考えてはいるものの、色々なメーカーから開発されている耐震補強技術の中でどんな補強方法が一番適しているか迷われている方も多いと思います。 以前にコンクリートの耐震補強のSPAC工法を取り上げましたが、今回は古い木造家屋で実施した「耐震+制振」のリニューアル工事の実例をご紹介します。 築後36年経過した木造在来工法で建てられた住宅の耐震及び制振補強の一例です。新築と違い構造補強といっても施工範囲には限界があります、そして耐震性能を高めると同時に安全に避難できるように色々なメーカーから商品開発された技術を総合的に判断し、その建物に一番適した工法で適材適所でバランスのとれた補強を考える必要がありました。 ![]() 今回導入した補強工法のひとつはイーメタルのSDUという制振パネルを使用した耐震+制振工法です。耐震は建物の剛性を高め倒壊を防ぐ補強ですが、制震工法は揺れを軽減することが目的です、地震のエネルギーによって建物に加わった力を制振パネルがひずみながら力を吸収することで建物に与える影響を小さくし安全に避難できるように開発された補強方法です。 ![]() このSDUパネルは2枚の鋼板の間に板状のブチルゴム系の樹脂を強固に接着しているので、地震の揺れによって現れた鋼板の『しわ』により、粘弾性体が強制的に変形させられます。この変形により粘弾性体が動的な抵抗力やエネルギー吸収をすることにより建物の揺れを小さくするダンパーの役割をします。そして耐震+制振のダブル効果で建物の強度を上げるだけでなく建物に”ねばり”を持たせて揺れを吸収する耐震壁で、壁倍率4.2の国交省の認定を受けた優れものです。 ![]() まずは建物全体の診断から始めます、いくら壁の補強をしても肝心の基礎が劣化しているようでは効果はありません。特に壁の構造補強をする場合は何トンもの引き抜きの力が基礎及び土台周りに集中することになります。こういったクラックを見つけたら要注意、表面のモルタル部分だけか基礎を貫通しているクラックなのか確認し補強工事が必要です。また当時の布基礎は鉄筋量が不足しているものがほとんど、時には無筋の場合もあります。 ![]() 怪しい場所を絞り込み通し柱の足元など外壁を剥がして各所を点検します、・・・柱の根元は指が入るほどズブズブの状態でした、過去に発生した雨漏りとシロアリによって根元部分や土台が予想以上にやられていました。 ![]() 防蟻処理をしたヒノキの土台を入れ替えアンカーボルトも増設しました。 ![]() 更に通し柱の横には両側から新しくヒノキの柱を抱かせ貫通ボルトで補強します。 ![]() 既存の筋交いは金物でしっかりと固定します、今までは3寸釘2本だけで止まっていただけなので圧縮側はまだしも引っ張り力はほとんど期待できない状態でした。 ![]() このようにして耐震+制振パネルを取り付けることによって壁量が4.5倍に増えたことと同等にみなされます。 ![]() そして基礎の補強工事に入ります、クラック等が入り強度が期待できない為、既存の基礎に沿って布基礎を増設することにしました。既存の基礎にはケミカルアンカーを打ち込み鉄筋で連結します。 ![]() 割栗石を敷き込み転圧をした後、配筋工事を行います。 ![]() 仮枠を建てこみ後はコンクリートの打設を待つだけです。 ![]() しっかりした基礎が増設されました、外付補強金具を取り付ける為のアンカーボルトもセットしました。 ![]() 「イーズガード」というステンレスの緊結金物は建物の基礎・土台・柱を一本化する、外付補強金具です。補強した耐力壁の両端部で引き抜きの力が集中する場所にセットします。 ![]() ステンレスの化粧カバーをはずすと内部はこのような仕掛けで地震時の衝撃を逃がす工夫もされています。この「イーズガード」一本で6.8トンの引張耐力があります、しかしメーカーの仕様では既存の布基礎の上部にケミカルアンカー2本で固定するだけです、今回のように基礎にクラックがあったり鉄筋量が不足している場合は基礎自体が6.8トンに耐えられない場合もあり不安が残ります、そこで今回は増設した基礎にホールダウン用のアンカーボルトを設置する方法で強度を高める工夫をしました。 ![]() 人気blogランキングへ ← クリックしてください、ランキングのポイントアップに応援をお願いします。
by design-kensyo
| 2011-11-19 16:37
| 耐震・制振補強
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