建築デザイン 建 匠
のホームページへ リンク集 建築デザイン 建 匠 ライムアートギャラリー ” ライムアート” が海外に向けた芸術総合サイト: Japanese-museum に紹介されました "自然と共生する暮らし"が写真集になりました。 タグ
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塗りつけたばかりの珪藻土の壁面に青貝のチップを投げ入れていきます。設計者自ら投げ入れるような話はめったに聞きませんが、私が開発したオリジナルの“きらめく珪藻土”です、こればっかりは人任せには出来ません。 今回採用したのはアメリカ原産の白色珪藻土、ホワイトカラーでナチュラルな質感が今評判の珪藻土の塗り壁材です。 投げ入れているのはこの青貝、大中と入り混じった貝の粒は淡いレインボーカラーで美しく輝きます。 塗ったばかりの水分を保った珪藻土なのでピタッと貼りつきます。 左官技術者の講習会で指導者としても引き合いのある親方のTさん、コテさばきもみごとです。 吹き抜けから差し込むひかりで一階の玄関の壁面も良い雰囲気できらめいています。 小さな面積でも一階から三階まで連続する壁面は塗り継ぎはできません狭い階段に三人掛かりで一気に塗りあげます。 右側の壁面は数日前にボードの継ぎ手をジョイントテープとパテ処理をし無数にあるビス頭を一つ一つパテでしごいた状態です。本来はこの上に一発で仕上げる仕様ですが今回は入念に一度塗りあげた後、追っかけで二度塗りを行い、コテ波の雰囲気を造り出しました。やはり手間暇かけて塗り込んだ珪藻土は味わいがあります。 高さ5.6m、二層分の大空間を一気に仕上げないと珪藻土につなぎ目が出てしまいます、三人掛かりで一気に仕上げていきます。 職人が三人で塗り込むということは青貝の投げ入れもおちおちしていられません、特に光の当たる壁面は必死に投げ入れていかないと乾燥して付着が悪くなってしまいます。 窓から差し込む光線でかすかなキラメキを確認しながら投げ入れます、普段使わない筋肉を使うので翌日は痛くてペンを持つ手が震えます・・・トホホ。 照明器具の周りにも入念に撒き入れました、ライティングによって夜の雰囲気は一段と味わいのある輝きを放ってくれると思います、今から楽しみです・・・。 人気blogランキングへ ← クリックしてください、 ランキングのポイントアップに応援をお願いします。
by design-kensyo
| 2013-10-12 17:21
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