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のホームページへ リンク集 建築デザイン 建 匠 ライムアートギャラリー ” ライムアート” が海外に向けた芸術総合サイト: Japanese-museum に紹介されました "自然と共生する暮らし"が写真集になりました。 タグ
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ライムアート仕上げの工程です。イタリアから取り寄せた石灰(ライム)を伏せこんで仕上げていきます。そもそも石灰岩(limestone)は、炭酸カルシウム(CaCO3)を主成分とする堆積岩で、燃焼して2年ほど水中で養生され、純白の絵の具のような状態で使用します。この石灰に、つのまたや麻スサなどを混ぜたものが建材として使用されている漆喰(しっくい)です。 全体の構成はコンピュータでイメージ画像を作成し、修正を加えながら数十枚にわたる原画を描きます。コンピュータの画像に基づき、いよいよ下地作りの開始です。下地は発砲スチロールにグラスファイバーのメッシュで補強し、建築の技法を応用しながら強度と軽量化を図っています。 石灰の下塗りが終わると1日から2日と時間の経過と共に空気中の二酸化炭素を吸収して徐々に硬くなっていきます。 いよいよ染料や顔料で色付けして、予め作成していた石灰を金コテで伏せこんでいきます。 微妙な色をコテ先で伏せこみながら描きだしていきます。自然界で何万年も掛けて地中の奥深いところで形成されて来た大理石のように、ドロドロになった石灰どうしが混じりあいグラデーションを作り出していきます。 最後に特殊なコテで伏せこんだ石灰を平滑に磨き上げます。 藍色には藍染の藍を使用しました、元々の石灰は純白ですから大量の顔料を混ぜても深い藍色は出せません、そこで藍を使ったところ石灰の中に染料が染み込み深みのある藍色を作り出すことができました。また藍は酸化すると汚く変色するようですが、石灰は強アルカリの為、美しい藍色をいつまでも変色させずに保ってくれます。 石灰を伏せこみコテで磨きあげながら仕上げていきます。下塗り、中塗りとも同じ石灰なので数日後には完全に一体化します。 ライムアート:YAWARAGI 100号、今回の出展に向けて更に繊細に描きました。 額装は絵画に合わせてデザインし、友人の木工芸家に特注で依頼しました。 タモ材を使用し、金属質の特殊シートで仕上げてあります。 ←コロロンをクリックしてください 人気blogランキングへのポイントアップに応援をお願いします。 ライムアート・ギャラリーはこちら
by design-kensyo
| 2007-07-06 17:13
| ■ ライムアート
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